【ふきのとうのレシピ3種】味噌汁・鶏むねのふきのとう味噌炒め・あさりとふきのとうのパスタ
ふきのとうの香りとほろ苦さは春の息吹を感じさせてくれます。春にしか食べられない特別な食材だから、上手に食卓に取り入れたいですよね。
しかし、「ふきのとうの天ぷら」が定番になりすぎて、他の活用法に悩んでいる方もあるのではないでしょうか。
実は、ふきのとうは香りを主役にして調理すると、万能で使い勝手のいい食材になります。
今回は、天ぷらだけではもったいない、ふきのとうの魅力を存分に味わえる簡単レシピをご紹介します。特に「お味噌汁」は、一口で春が広がる超おすすめの一品。この春は、バリエーション豊かな料理でふきのとうを楽しみ尽くしましょう!
香りを楽しむならこれ!ふきのとうの味噌汁

材料(4人分)
- 出し汁 700ml
- 豆腐 1/2丁
- しいたけ(大)1枚
- 薄あげ 1/3枚
- ふきのとう 10個(つぼみ)
- 味噌 大さじ4杯(お使いの味噌により調節してください)
作り方
1)【下ごしらえ】
ふきのとうは全体を洗い、根元の黒い部分を削ぎ落とします。硬い外葉(苞:ほう)を取り除き、根元に包丁を入れて、手で半分に割り縦半分に切って水にさらしてアクを抜きます。
しいたけは5mm厚程度に、豆腐はさいの目、油揚げは1cm幅の短冊切りにします。
2)鍋にだし汁、しいたけ、薄あげを入れて火にかける。
3)沸騰したら豆腐と、水気を切ったふきのとうを加えてひと煮立ちしたら火を止め、味噌を溶き入れて完成です。
○ポイント
・具材はアレンジ自由ですが、ネギやニラなど香りの強いものはふきのとうの風味を消してしまうため、避けるのがベターです。
・ふきのとうはアクが出やすいため、切ったら端から水に浸けましょう。
・ふきのとうの花が開いている場合は、食感が落ちるので荒く刻んで味噌汁に入れるのがおすすめです
ご飯がすすむ!鶏むね肉とふきのとうの味噌炒め

材料(2人分)
- 鶏むね肉 250g
- しいたけ(大)1枚
- ふきのとう 8個
- ピーマン 1個
- 酒 大さじ1
- 片栗粉 大さじ2
- A(合わせ調味料):味噌 大さじ1 ・砂糖 大さじ1 ・水 大さじ1
- サラダ油 大さじ1(炒め用)
作り方
- 【下ごしらえ】
・鶏むね肉は一口大にそぎ切りにし、酒を振って5分ほど置きます。しいたけとピーマンは一口大に切り、Aは混ぜ合わせておきます。
ふきのとうは全体を洗い、根元の黒い部分を削ぎ落とし、硬い外葉(苞:ほう)を取り除いて、粗みじんにします(変色しやすいため、炒める直前に切るのがコツ)。 - 鶏肉に片栗粉をまぶします。フライパンに油を熱し、鶏肉を並べて両面を中火で焼きます。
- 鶏肉に火が通ったら、しいたけ、ピーマン、ふきのとうを加え、さっと炒め合わせます。
- ピーマンがしんなりしたらAを回し入れ、全体にタレが絡んだら完成です。
○ポイント
・片栗粉をまぶすことで、鶏むね肉がしっとり柔らかく仕上がり、ふきのとう味噌のタレもしっかり絡みます。
あさりの旨味と相性抜群!あさりとふきのとうのパスタ

材料(2人分)
- スパゲティー 180g
- あさり(砂抜き済み) 250g
- ふきのとう 12個(つぼみ)
- オリーブオイル 大さじ3
- 鷹の爪 1本
- 白ワイン 50ml
- 塩 適量
作り方
(1)【下ごしらえ】
ふきのとうは全体を洗い、根元の黒い部分を削ぎ落とします。硬い外葉(苞:ほう)を取り除き、大きなものは半分に、ちいさなものはそのままで水にさらしておく。
(2)パスタを袋に表記の時間より2分程度短くなるように茹で始めます(後でアサリの出汁を吸わせるため茹ですぎないように注意しましょう)。
(4)フライパンにオリーブオイルと鷹の爪を入れて弱火にかけます。香りが立ったら、水気をしっかり拭き取ったふきのとうを入れ、サッと炒めます。
(5)あさりと白ワインを加え、蓋をして中火にかけ、あさりの口が開いたら一度火を止めます。
(6)茹で上がったパスタをフライパンに加え、あさりの旨味を吸わせるように汁を手早く絡ませ、器に盛り付けます。盛り付ける際には、鷹の爪を取り出すことを忘れずに!
○ポイント
【あさりの砂抜き方法】あさりはこすり洗いをして貝の表面の汚れを取り除く。ボウルかバットに500mlの水と塩15gを入れて溶かしアサリを入れます。塩水の量はあさりがちょうどつかるくらいに調節しましょう。アサリが砂と一緒に水を吹き出しますので、通気性のよい布巾や紙をかぶせて、半日ほど冷暗所に置きます。夏場は冷蔵庫に入れましょう。
いかがでしたか?天ぷら以外の食べ方を知ると、春の味覚がぐっと身近になります。 ほろ苦い「大人の春」を、ぜひご自宅の食卓で楽しんでみてくださいね。
執筆者:サクラ クミ (調理師・野菜ソムリエ)
野菜には「種類」だけでなく、それぞれに個性豊かな「品種」があります。その品種に合わせた最適な調理法を考え、おいしく食べるのが私の趣味でもあります。 道の駅で珍しい野菜に出会ったり、スーパーで未知の品種を見つけたりすると、つい手が伸びてしまいます。生産者さんが時間をかけて育てた野菜を、一番おいしい状態でいただくこと。それを目標に、日々キッチンに立っています。
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